★粧原基や粧配規、薬機法
- カテゴリー:業界ノウハウ
- 最終更新日:2016年07月27日

化粧品にはいくつか基本となる情報の本があります。
例えば、粧原基や粧配規、日局、外原規や薬事法です。
ああ、今は薬事法ではなく薬機法となったのでしたね(平成26年11月25日にかわりました)。
さて、この書籍等の正式な名前をご存じでしょうか?
このブログをお読みの同業の研究の方、当然言えますよね(苦笑)。
- 粧原基:化粧品原料基準、実際には、昔からある版と1999年に出版された新訂版があります。
- 粧配規:化粧品種別配合成分規格、粧原基完成後に新たに生まれたエキスなどが記載されています。
- 日 局:日本薬局法、正確には化粧品の原料の本でなく医薬品原料の本になります。
- 外原規:医薬部外品原料規格なのですが、粧原基と同じく2006年に総合版が出されました。
- 薬事法:そのままです。医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器の4種について安全性と、体への有効性を確保するための法律です。
- 薬機法:「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の略です。因みに、未だに正式名を覚えられません(泣)
この他にも化粧品に関わる本としては「化粧品種別許可基準’99」や「食添(食品添加物公定書解説書」、「化粧品・医薬部外品製造販売ガイドブック」、「法定色素ハンドブック」などの原料関連の本の他にも、「医薬品・化粧品等 広告の実際2006」、「化粧品 医薬部外品 表示関係通知集」、最近では「国際化粧品規制2015」なども重要です。
他にも香料系ではIFRA(イフ)、INCI名やCI No.、CAS No.、REACH(リーチ)なども知っていないと化粧品の処方を組めない時代になってきました。
私の研究開発部では、各処方担当者がこれらの本を活用しながら処方を組んでいます。
これから化粧品の処方開発を行ってみたいと思っているあなた!まだまだ勉強は続きますよ♪